宇宙大のなんやかや

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宇宙大のなんやかや

彼れと此れとをてんやわんやで考える葦哉。

ルパン銭型人格説?守りが進めば壊しが生まれ、壊しが進めば守りが生まれる。

雑記 創作

ルパンvs銭型=一人の人格の中の姿

アメリカの大統領選挙が無事(????)終わりましたね。

あの流れを見ていたら、なぜか「ルパン三世」的なものを感じました(意味不明)。

自分は昔から「ルパン三世」という作品に惹かれるものがあり、どこが自分の心に引っかかったのかを考えてみたところ、こんな感じのものが出てきました。

ルパンも銭形も、一人の人間のなかに居る

仮にモブである自分の立場を考えると…
社会、組織、体制の運営を担う。おおむね被害者側。

続いてルパンはどうなるか…
組織が生み出した価値や資産を奪う。加害者側。

そして銭型はというと…
組織が生み出した価値や生み出す行為自体を維持する。取り締まり。

おおざっぱにこんな感じになると考えます。
すると、このルパンも銭形も、自分が持ってるある部分をカリカチュアしたものだと思うようになりました。

 ルパン=悪:体制無視

彼はモブである自分が思う「もうウンザリ。誰かぶっ壊してくれ…」的願望の実現者であります。
躊躇やためらいの外側にあり、組織が利益を生む行為・型をあざ笑う者でもあります。
普通なら恐れや怠惰な感情によって防がれる行動を、彼が変わりにやってくれているということです。
それに関してはカタルシスよりも「そこまでやる?」的なことを感じます。

銭型=正義:体制守護

一方で自分が思う「変わるのは怖い、面倒くさい」的思いの過激な実行者が銭形だろうと思います。
その為、体制が生み出す弊害や取りこぼしを無視し、無批判に維持することを第一に優先します。
その為、ある種の逮捕マシーンのような感じを受けます。

モブ=どっちつかず:体制運営

社会は競争。誰かが勝てば、誰かが負ける。
たまたま今は生き残ってるけど、負けたらどうなる?脱落者はどうなる?
いや、そんなこといってもどうしようもないし、どうせ他人事だろ…
はぁ、明日も仕事だ面倒くさい。
うるさい上司、嫌味な同僚、怖い取引先、つらい業務。
線路はつづくよどこまでも…オレ、何のために生きてるんだろうな…

まぁこんな感じで比べてみましたが、さて。
もし社会がルパン/銭形のどちらかに傾けばどうなるのでしょうか?

ルパン化=流動する世界

・体制維持の責任を放棄、あるいは優先度が格段に下がる。
・自分第一で生き、作り、利用する為、みんなが俺ルールを持つ。
・何が起こるかわからない=可能性と恐怖の世界
 ↓

やがては層を為し、層ごとに体制が生まれ、銭形が出てくる。

銭型化=停滞する世界

・無批判な体制至上主義・監視社会。
・体制のために人がいるという思想。
・思考・批判などできない方がいい=堅牢性とストレス

 ↓

やがて社会は流動性を求め、それに応じてルパンが生まれる。

ループ

人の営みが体制を作り、体制からはみ出すことを恐怖・嫌悪する人が銭形を求め、
銭形が生まれれば生まれるほど、ルパンが生まれてくる。

ルパンが増えれば増えるほど、やがてまた体制が生まれ、また銭形が生まれる。

それらはモブである一人一人が繋がり営む際の、人間的な習性によって引き起こされる歴史の流れなのかも知れません。

20XX年。

社会はネットワークの網の目に覆われ、誰もがその目から逃れることのできないところとなった。

無秩序な繋がりに満ちた社会では、誰が何を考え、何をするのか。
なにが火種となり、どのように影響するのか。

もはや政府はそのコントロールを失いながら、対策として強固な監視と立法、取り締まりによる体制維持に走るようになる。

そうした動きに反発する組織が続出するが、世界規模での監視システムによる強引な検挙にさらされ、一人にこらず刑罰を受け、或る者は見せしめに処刑された。

もはや体制に対する批判や自浄作用は崩壊し、あらゆるメディアがネットワーク利用者の思考を奪うべく、絶えず無内容で刺激的なコンテンツを配信し続けるようになる。

そんな時、世界最大のコンテンツ配信会社が所有するデータセンターが何者かに書き換えられ、その能力を奪われてしまう。

その会社のHPはハッキングされ、ページの上にはただ一文だけが掲載されていた。

ルパン参上!

通報を受けたICPOの銭形警部は早速現地に乗り込み捜索を開始するが…

ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]